こんにちは、仮想通貨・NFTのブロガーをしている OkuriJun (@okuribitomato) です。
猫でも(誰でも)わかるように説明することを心がけています。この記事ではイーサリアムのERC-721を解説します。
この記事は次の悩みを解決します。
✔ イーサリアムのERC-721とは?
猫でもわかるように紹介していきますね。結論としては、ERC-721はNFTを扱うための規格です。
<プロフィール>
✔ Okuri Jun
✔ 猫でもわかるように説明する人
✔ ブログのはじめかた伝授
✔ 仮想通貨歴 4年
✔ NFT歴 2年
イーサリアムのERCとは?
ERCは、Ethereum Request for Commentsの略です。なにやら難しい単語ですね。
「イーサリアムに対する提案」を意味します。「イーサリアムで新しいコインを発行したい」とか、将来的にほしい機能を提案できます。
イーサリアムはより便利になるために定期的に機能が追加されているのです。
https://eips.ethereum.org/erc こちらのサイトで提案内容が見れます(内容は英語です)。提案された順番に番号が振られ「ERC-番号」で示されます。「ERC-20」なら20番目の提案、「ERC-55」なら55番目の提案となります。
また、提案はすべて実現されるわけではありません。実装されるものもあれば、実装されないものもあります。提案の中から必要であり、重要なものから開発が進められます。
ERCはスマートコントラクトと呼ばれる、イーサリアムの処理の規格(提案)になります。
スマートコントラクトは、仮想通貨(ブロックチェーン)で使えるプログラムのようなものです。イーサリアムにスマートコントラクトのプログラムが実装されることで、新しい機能が使えるようになります。
スマートコントラクトの例として自動販売機があげられます!お金を入れてボタンを押すだけで、商品がでてきます。ユーザの行動によってプログラムが自動で動き、結果が得られる仕組みです。
イーサリアムに機能を提案できるんだね!それがERC!
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イーサリアムのERC-721トークン規格とは?
2018年1月にウィリアム・エントリケン氏、ディーター・シャーリー氏、ジェイコブ・エバンス氏、ナスタシア・サックス氏により「ERC-721」が開発されました。
トークンを所有したり、転送したりできることに加えて「トークンID」が設定できるようになりました。
トークンとは仮想通貨やNFTのことです。デジタルアセット(デジタルな資産)とも言います。
トークンIDが付与できると何が良いのか?それはトークンIDによりデジタルアセットを識別できるようになることです!
一枚の絵🖼がデジタルアセットになっていたとします。そして、その絵は1万円の価値があったとします。でもネット上では誰でもその絵をコピーできてしまいます。
WEBで検索して、右クリックで「画像のコピー」。せっかく1万円の価値があったのに、誰でもコピーでていしまうので価値がなくなってしまいました。しかしトークンIDにより、状況が変わります。
一枚の絵🖼にトークンID: 100 を付与してNFTとして1万円で販売しました。トークンIDは世界でひとつです。同じトークンIDは発行できないので、その絵とトークンIDがひもづいた形になります。
WEBで誰かが、その素敵な絵を見つけてNFTにしました。しかし、トークンID: 100 は使えません。これにより本物がどれかトークンIDにより識別できるようになったのです。
これが「ERC-721」です。
また画像などを保持するためにトークンIDと共にURLを保存します。URLになっているので、画像や音楽、動画といったものをNFTにできます。
URLのため、URLに指定されている画像や音楽が消されてしまうと何も見えなくなってしまいます。NFTを発行してトークンIDはあるもののURLの画像や音楽を消したら「実質何も持っていない」状態になります。ファイルの管理にも注意したいところです。
「ERC-721」を使うとトークンIDを付与できるんだね!それを使った応用がNFTなんだ!
イーサリアムのERC-721まとめ
ERC-721はトークンIDという世界でひとつのIDをデジタルアセットに付与できるようにした規格です。
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