ビットコインは安全性は?脆弱性はあるのか?セキュリティは?

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ビットコインがハッキングされる可能性があるのか知りたいです。

このお悩みにお答えします。

本記事の内容

  • ビットコインの脅威について


ビットコインの脅威について解説します。

ハッキング以外にもビットコイン周りの脅威とリスクがありますので合わせて説明します。

  • ハッキング
  • 51%攻撃
  • バックドア
  • インターネット、インフラへの攻撃
  • ノード運営費の上昇とノード数の減少
  • ハッシュ関数が破られる



書籍「ビットコイン・スタンダード」を参考にしています。

誰でも分かるように説明しますね!

もくじ

ビットコインの安全性は?|ハッキング

ビットコインネットワークには次の3つがあります。

  • 必要最小限の機能に絞った簡素な設計
  • セキュリティのため膨大な演算能力
  • 分散ノードの合意がなければ変更できないネットワーク

これは小学校をアメリカ軍が警備しているようなものだと言います。

ビットコインネットワークの場合、接続されるすべてのノード(コンピュータ)を攻撃者と想定して設計されています。そのため膨大な演算能力を使うビットコインのマイニング(プルーフ・オブ・ワーク)を介して参加者の行動を検証しています。

もし不正をするなら台帳を改ざんしてビットコインの所有権を不正に移転したり、特定のアドレスに紐付いたビットコインを無効にします。そのためには不正なトランザクション(取引)を台帳に記録し、他のノードから承認を得る必要があります。しかし、不正はすぐに発見できる仕組みのため成功率は低いです。

なぜなら台帳に記載するコストは高いのですが、検証するコストは低いためです。不正をすると他のノード(コンピュータ)にすぐ発見されトランザクションは拒否されます。

プルーフ・オブ・ワークすることでビットコインが報酬としてもらえるため今後さらにトランザクションを台帳に記載するコストは上がってくでしょう。これは攻撃するときのコストが上がり、成功率を下げることを意味します。

たくさんの人がビットコインネットワークに参加しお互いに監視しているため不正できないのですね!

ビットコインの安全性は?|51%攻撃

51%攻撃は、ハッシュパワー(マイニングの計算速度)の51%以上(過半数以上)を支配して二重支払いを行う攻撃です。

攻撃者が支配するハッシュパワーが大きいほど、攻撃の成功率が高まります。

この攻撃は理論上可能ですが、ビットコインネットワークのインセンティブ設計(報酬)が成功を阻んでいます。

攻撃するために多額の設備や電力を消費します。さらに、もし51%攻撃が成功すれば、ビットコインネットワークに対する信頼はなくなり、ビットコインの価格が暴落するでしょう。せっかく攻撃してもビットコインが0円(無価値)になる可能性があります。

ここまでして攻撃を仕掛けるメリットがありません。よって現在までこの攻撃は行われたことがありません。

オフチェーンと呼ばれるビットコインのブロックチェーン外で取引を成立させている場合もあり、こちらを狙って攻撃されることはあります。

2013年にビットコインダンスというオンラインカジノは51%攻撃を受け1000ビットコインを失いました。攻撃をくらった最大の理由は、トランザクションを確定する際に他のノードからの承認をしていなかったことにあります。

承認が必要なトランザクションで51%攻撃が成功した事例はありません。

最低1人に承認されてから取引確定すれば安全!

ビットコインの安全性は?|バックドア

ビットコインソフトウェアにバックドアを仕掛けて不正アクセスする方法があります。

バックドアとは裏口の意味で、本来入ることができない他人のコンピュータにドアを仕掛けることで不正に入る手法です。

マイニングを行うノードに対して検知できないマルウェアをインストールして、リモート操作できるようにします。またはビットコイン所有者のコンピュータに関しソフトウェアをインストールして、所有権の証明である秘密鍵を支配するこも考えられます。ビットコインを奪われる可能性があります。

どちらもビットコインのシステムに直接攻撃するのではなく、ビットコインを利用する端末を狙ってきます。

ビットコインを攻撃するよりも利用者を攻撃する方が容易です。ビットコインを利用する人もセキュリティ意識や知識を高めておきましょう。

個人の端末を狙った攻撃なので、個人でビットコインを扱うなら気にした方がいいポイントですね!

ビットコインの安全性は?|インターネット、通信インフラへの攻撃

ビットコインネットワークは常に動いています。インターネットや通信インフラを遮断すればビットコインネットワークが停止するわけではありません。

誰でもビットコインネットワークに接続して運営に参加できることから、世界中で常にビットコインネットワークは動き続けます。

ビットコインネットワークの中の一部のノード(コンピュータ)が停止やインターネットから切断したとしてもビットコインネットワークは何の影響もなく動き続けるのです。

そのため自分のパソコンのネットワークを切っても何の意味もないのです。

たとえば、地球に隕石がぶつかり全てのインターネットが切断されたのであれば、ビットコインネットワークも停止しますが、そこまでの自体は考えにくいです。またこのような自体になればビットコインに構っていられません。

あまり気にしなくて良さそうです!

ビットコインの安全性は?|ノード運営費の上昇とノード数の減少

運営費が高騰すると、個人ではビットコインネットワークに参加しにくい状況になります。

個人の資産では運用できないレベルになると、企業だけがビットコインネットワークを管理するようになります。ノード数も極端に減り、分散率も下がります。ノード数が減ればルールの改定も容易になります。

現実的にありえるリスクです。

2021年時点では1万以上のノードがビットコインネットワークに参加しています。そのため直近でこの脅威に晒されることは無いと考えます。

ノード数も気にしたいところです!

ビットコインの安全性は?|ハッシュ関数が破られる

ハッシュ関数 SHA-256はビットコインネットワーク運営には不可欠なものです。

ハッシュ関数を使って特定できない値を生成しています。これにより元の値を割り出されたり、ビットコインが盗難されるのを防いでいます。

しかし、今後技術の発達によりハッシュ関数が破られてしまう可能性は否定できません。

SHA-256以外のハッシュ関数も多々あり、技術の発達で破られてしまい非推奨となったハッシュ関数もあります。

もし破られた場合はより強固なハッシュ関数を使うことになると思いますが、すでにブロックチェーンにSHA-256でつながれたハッシュ値はどうなるのか課題が残ります。

ハッシュ関数 SHA-256は未来永劫安全とは言い切れないのですね!


脅威やリスクを解説しました。ビットコインはお金であり、自分のお金は自分で守る必要があります。とれるリスクの中で運用していきましょう。

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この記事を書いた人

猫でもわかるように仮想通貨情報を発信しています。難しい言葉を使わず、優しく説明することを心がけています。誰も置いてきぼりにしません!ワクワクすることを共有していきます。2021年から仮想通貨をはじめました。社会人しながらブロガーとして活動しています。

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