こんにちは、仮想通貨・NFTのブロガーをしている OkuriJun (@okuribitomato) です。
猫でも(誰でも)わかるように説明することを心がけています。この記事ではイーサリアムのERC-223を解説します。
この記事は次の悩みを解決します。
✔ イーサリアムのERC-223とは?
猫でもわかるように紹介していきますね。結論としては、ERC-223はERC-20の欠点を補ったイーサリアムの規格です。仮想通貨の誤送金(誤送信)によるトークンの紛失を防ぐ機能が備わっています。
<プロフィール>
✔ Okuri Jun
✔ 猫でもわかるように説明する人
✔ ブログのはじめかた伝授
✔ 仮想通貨歴 4年
✔ NFT歴 2年
イーサリアムのERCとは?
ERCは、Ethereum Request for Commentsの略です。なにやら難しい単語ですね。
「イーサリアムに対する提案」を意味します。「イーサリアムで新しいコインを発行したい」とか、将来的にほしい機能を提案できます。
イーサリアムはより便利になるために定期的に機能が追加されているのです。
https://eips.ethereum.org/erc こちらのサイトで提案内容が見れます(内容は英語です)。提案された順番に番号が振られ「ERC-番号」で示されます。「ERC-20」なら20番目の提案、「ERC-55」なら55番目の提案となります。
また、提案はすべて実現されるわけではありません。実装されるものもあれば、実装されないものもあります。提案の中から必要であり、重要なものから開発が進められます。
ERCはスマートコントラクトと呼ばれる、イーサリアムの処理の規格(提案)になります。
スマートコントラクトは、仮想通貨(ブロックチェーン)で使えるプログラムのようなものです。イーサリアムにスマートコントラクトのプログラムが実装されることで、新しい機能が使えるようになります。
スマートコントラクトの例として自動販売機があげられます!お金を入れてボタンを押すだけで、商品がでてきます。ユーザの行動によってプログラムが自動で動き、結果が得られる仕組みです。
イーサリアムに機能を提案できるんだね!それがERC!
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イーサリアムのERC-223トークン規格とは?
2015年に「ERC-20」が開発され、誰でもイーサリアム上でトークン(仮想通貨)を発行できるようになりました。BNB(バイナンスコイン)など「ERC-20」で多くのトークン(仮想通貨)が発行されています。しかし、欠点がありました。
「ERC-20」の欠点を補うために開発されたのが「ERC-223」です。
ERC-20の欠点とは次の通りです。
- ERC-20の送金方法が2つあり、誤ったアドレスに送金するとトークンが失われてしまう(GOXとも言う)
- 送金相手に通知されず送金される
トークンが失われるともう取り戻せません。誰かに1万円分のイーサリアムを送金するつもりで、アドレスを1文字でも間違ってしまうと、もう1万円取り返すことはできません。額にもよりますがトークン(仮想通貨)を失うのは、こわいですよね。
それを防ぐために「ERC-223」があります。「ERC-223」により次のことができます。
- 送り先を間違えり、相手が拒否した場合にフォールバック(送り元に返却)できる
実は「ERC-20」でも送金相手を確認して送金する方法があります。しかし、そのためには「確認 → 送金」という2回操作をする必要があり、手数料(ガス代)も2回かかってしまいます。
「ERC-223」であれば1回の手数料で確認と送金ができるのが魅力的です。
「ERC-20」の誤送金の場合、トークン(仮想通過)を取り返せなくなる欠点を補ったのが「ERC-223」なんだね!
イーサリアムのERC-20まとめ
ERC-223は誤送金しなてもトークン(仮想通貨)を失わないように設計された規格です。
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