こんにちは、仮想通貨・NFTのブロガーをしている OkuriJun (@okuribitomato) です。
猫でも(誰でも)わかるように説明することを心がけています。この記事ではイーサリアムのERC-1155を解説します。
この記事は次の悩みを解決します。
✔ イーサリアムのERC-1155とは?
猫でもわかるように紹介していきますね。結論としては、ERC-1155は1回の処理で複数のトークンを複数人に送れるようにした規格です。一度に複数に送れるので手数料(ガス代)の節約ができます。
<プロフィール>
✔ Okuri Jun
✔ 猫でもわかるように説明する人
✔ ブログのはじめかた伝授
✔ 仮想通貨歴 4年
✔ NFT歴 2年
イーサリアムのERCとは?
ERCは、Ethereum Request for Commentsの略です。なにやら難しい単語ですね。
「イーサリアムに対する提案」を意味します。「イーサリアムで新しいコインを発行したい」とか、将来的にほしい機能を提案できます。
イーサリアムはより便利になるために定期的に機能が追加されているのです。
https://eips.ethereum.org/erc こちらのサイトで提案内容が見れます(内容は英語です)。提案された順番に番号が振られ「ERC-番号」で示されます。「ERC-20」なら20番目の提案、「ERC-55」なら55番目の提案となります。
また、提案はすべて実現されるわけではありません。実装されるものもあれば、実装されないものもあります。提案の中から必要であり、重要なものから開発が進められます。
ERCはスマートコントラクトと呼ばれる、イーサリアムの処理の規格(提案)になります。
スマートコントラクトは、仮想通貨(ブロックチェーン)で使えるプログラムのようなものです。イーサリアムにスマートコントラクトのプログラムが実装されることで、新しい機能が使えるようになります。
スマートコントラクトの例として自動販売機があげられます!お金を入れてボタンを押すだけで、商品がでてきます。ユーザの行動によってプログラムが自動で動き、結果が得られる仕組みです。
イーサリアムに機能を提案できるんだね!それがERC!
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イーサリアムのERC-1155トークン規格とは?
イーサリアムにはさまざまな規格があります。それによりイーサリアムで新しい仮想通貨を発行できたり、NFTを扱えたりします。
ERC-1155を理解する前提としてERC-20とERC-721を簡単にお伝えします。
ERC-20はイーサリアムで仮想通貨(トークン)を発行できる規格です。この仕組みのおかげで誰でも簡単に仮想通貨を発行できるようになりました。そのおかげもあり現在では多くの種類の仮想通貨が発行されています。
詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
そしてERC-721はトークンIDという唯一無二のID(一意なID)を含められるようになりました。それによりNFTが生まれました。イーサリアムのID:1 の画像はこの世の中に「ひとつ」しかない状況になったのです。
詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
これらERC-20とERC-721両方の特性を持ったのがERC-1155です。これまでは1回の処理(コントラクト)で1つのトークンしか処理できませんでした。しかしERC-1155では1回の処理で複数のトークンを扱えるようになったのです。
特徴としては次の2つです。
- 複数のトークンを1度に送れるようになった
- 1度の処理で複数の相手にトークンを送れるようになった
背景としてはWEB3のブロックチェーンを活用したのゲームにあります。敵を倒したらアイテム(NFT)がもらえたり、トークン(仮想通貨)がもらえりします。敵を倒したときにNFTが5個、仮想通貨が3種類手に入ったとして、それを別々に処理すると時間もかかる上に、毎回手数料がかかってしまいます。それを解決するためにERC-1155があれば1回の処理でNFTと仮想通貨をすべて送ることができるのです。
ゲームなどでは重宝される仕組みです。
「ERC-1155」を使うとNFTや仮想通貨をまとめて送ることができるんだね
イーサリアムのERC-1155まとめ
ERC-1155は1回の処理で複数のトークンを複数人に送れるようにした規格です。一度に複数に送れるので手数料(ガス代)の節約ができます。
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