こんにちは、仮想通貨・NFTのブロガーをしている OkuriJun (@okuribitomato) です。
猫でも(誰でも)わかるように説明することを心がけています。この記事ではLINE NFTの全貌についてお伝えます。アカウントの解説、使い方、買い方、売り方、メリット、デメリットなど網羅的に解説します。
この記事は次の悩みを解決します。
✔ LINE NFTとは?
✔ LINE NFTのメリット・デメリット
✔ LINE NFTのアカウント開設・使い方
✔ LINE NFTの買い方
✔ LINE NFTの売り方
✔ LINE NFTの有名コレクション
結論から言うとLINE Payのアカウントを持っていれば誰でもLINE NFTを購入できます!
猫でもわかるように説明していきますね。
<プロフィール>
✔ Okuri Jun
✔ 猫でもわかるように説明する人
✔ ブログのはじめかた伝授
✔ 仮想通貨歴 4年
✔ NFT歴 2年
LINE NFTとは?
LINE NFTを説明する前にNFTって何?という方はこちらの記事を見てください。NFTがどのようなものか分かります。
NFTは簡単にいうとNFTは「インターネットの世界でのモノの持ち主」または「デジタルデータの所有者を証明できるもの」でした。
インターネットで落ちてる画像は誰のものでもありませんでした。しかし、NFTになれば「その画像は自分のモノ!」と主張できるようになるのです。
デジタルデータを所有するという、新しい体験です。ただ、海外が主流だったり、仮想通貨がないと買えなかったりで日本人にはとっつきにくいと感じている人も多いのはず。そこで日本人でも簡単に買えるように出てきたのがLINE NFTです。
LINE NFT
はじめてNFTを触る人にやさしいプラットフォームができました。それが「LINE NFT」。LINEユーザなら簡単にアカウントを作れます。LINE NFTを使えばNFTを購入したり、友だちにあげたり、自分で保有したり、売ったりができます。
現在、主流のNFT市場
- OpenSeaやBlurなどの海外のサイトで買う
- NFTを買うためには仮想通貨が必要
LINE NFT
- LINEがあれば買える
- 日本円で買える
どうでしょうか。いかに日本人にやさしいか分かってもらえたと思います。LINE NFTは日本円でも買えますし、LINE独自の仮想通貨LINK(LINK)でも買うことができます。はじめて触るなら日本円で良いでしょう。
LINEは馴染みがあるし、日本円でNFTが買えるのが嬉しい!
そしてLINEでNFTを購入したら専用のウォレット(財布)「DOSI Wallet」で管理されます。ウォレットはNFTや仮想通貨を入れておくための財布です。
財布と言われてもピンと来ないと思います。購入したNFTはLINE NFTのマイページで見れるのですが、そのマイページのことを「NFTウォレット」と呼んでいます。さらにLINE独自のNFTウォレットのことを「DOSI Wallet」といいます。
ですが正直、難しいことは覚えてなくて良いと思います。NFTも「Non-Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)」の略で、日本語では非代替性トークンと言うのですが、よくわからないですよね。
分からないままでも楽しめますので心配しないでください。LINE NFTは画像だったりLINEスタンプを買ったり、売ったり、誰かに上げたりできる!とイメージすれば良いと思います。
NFTを管理するためにお財布が必要で、それを「DOSI Wallet」というのか。これだけ覚えておこう!
「Non-Fungible Token(ノン ファンジブル トークン)」や「非代替性トークン」という言葉は難しいので今は分からなくていいかな。。
LINE NFTのメリット・特徴
LINEアカウントではじめられる
日本の約7割の人が使っていると言われているLINEですので、既にアカウントを持っている人は多いのではないでしょうか。そこからLINE NFT用のパスワードを設定したりするだけで簡単にLINE NFTが使えるようになります。
LINE Payで購入可能
LINE Payで購入できます。日常でLINE Pay使っているのであればそのまま使えます。そうでなくてもLINE PayはLINEのアプリ内にあるので、すぐに使えるように設定できます。「LINE Payで購入できる=日本円で購入できる」という意味です。
ガス代が無料
ガス代というのはNFTを買うときの手数料です。
世界的に有名なOpenSeaというNFT売買サイトがあるのですが、ガス代は数百円から数千円かかります。ガス代は混み具合によって価格が変動するため多いときでは1万円を超えることも。
LINE NFTではガス代がかからないのが特徴です。少しでも安く買いたいのでガス代がないのは嬉しいです。
NFTを送れる
購入したNFTは友達や家族に送れます。LINEスタンプをあげるような感覚で、買ったNFT画像を送るのも楽しそうですね。ただし、間違って他の人に送ってしまうと取り返せないので送信するときは気をつけて下さい。
NFTを売れる
NFTを買うだけでなく、NFTを売れます。希少性が高いものであれば1000円で買ったものが2000円で売れたりします。逆に2000円で買ったものが数百円でしか売れないという可能性もあります。ただ売買ができるということは覚えておいて損はないでしょう。
情報がLINEで送られてくる
LINEでNFT LINEの友達登録することで情報がいち早く手に入ります。売買したときの通知などもされるので便利です。
LINE NFTのデメリット・注意点
LINE独自のブロックチェーンになっている
LINE NFTはLINEが管理しているブロックチェーンでしか使えません。難しいので簡単に説明します。NFTにはそれぞれの領域があります。有名なものでイーサリアムチェーンというのがあるのですが、イーサリアムチェーンで発行されたNFTはさまざまなNFTマーケットプレイスで買えます。
「OpenSea」「Blur」「LooksRare」のようなNFTマーケットプレイスが世の中にはあるのですが、どこでも同じNFTが買えます。イーサリアムチェーンで発行されたNFTはみんなで使おう!となっているためです。
セブンイレブンとファミマ、ローソンで同じ商品が売っているのに近いです。LINE NFTは違います。独自で管理されているのでLINE NFTでしか買えません。プライベートブランドなので自分たちのところでしか販売しません!のようなイメージです。
これがデメリットかは微妙なところですが、クローズな環境になっていると覚えておきましょう。
世界的に有名なNFTマーケットプレイスの「OpenSea」が気になった方はこちらの記事を見てください。
自分の作品を売るのは難しい
先程もできてきた「OpenSea」ですが、こちらは自分の作品を自由に出品できます。自分が街中で撮った写真や、ノートに書いた落書きであっても自由に販売ができます。
一方LINE NFTは楽天NFT、Adam by GMO、認定された企業、クリエイターなど出品できる人が限られています。
出品される人が限定されることでクオリティが高い作品になっていることは間違えないです。ただ自分が何かしらの作品を販売したいとなった場合は敷居が高くなります。その場合は「OpenSea」での販売も検討してみてください。
LINE NFTのアカウント作成(開設)・使い方
LINE NFTを使うための手順があります。
- LINEアカウントを作る
- LINE Payを準備する
- ウォレット(DOSI Wallet)を準備する
LINE NFT準備手順①:LINEアカウント作成
公式ページが分かりやすいので、そちらを見てくだい。
> LINE公式アカウントの作り方
LINE NFT準備手順②:LINE Payを準備する
LINE PayはLINEアプリの中にあります。3ステップで登録できます。
- ステップ1 [設定] > [本人確認] > [スマホでかんたん本人確認]をタップ
- ステップ2 顔と身分証が一緒に写った写真をアップロード
- ステップ3 審査で承認されると完了
承認されるまでに少し時間がかかるので余裕をもって登録しよう!
詳細な登録方法はこちらを見て下さい。
> 公式LINE Pay登録方法
LINE Payアプリ
LINE Payはアプリを開いて、下部の「ウォレット」をタップすると表示されます。
入金・チャージ
NFTを買うときにLINE Payで支払うので、事前にお金をチャージしておくと良いでしょう。銀行口座と紐付けて入金やコンビニのATMで入金できます。
入金方法
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
- ファミリーマート(マルチコピー機)
- ポケットマネー
- LINE Payカード
- オートチャージ
LINE NFT準備手順③:ウォレット(DOSI Wallet)を準備する
LINE NFTアカウント開設
次の手順にしたがってアカウントを開設してください。スマホでの解説になります。
- LINE NFT 公式サイトに行きます > LINE NFT 公式サイト
- 画面右上の「≡」をタップしてメニューを開き、ログインします
- LINE NFT公式アカウントの承認を許可します
- ウォレット(DOSI Wallet)を作成します
- 各利用規約に同意します
- メールアドレスの認証をします
- 画面に従いパスワードを設定します
操作が分からない場合は、より詳しい公式サイトの手順がありますので、こちらを見て下さい。
> LINE NFT公式サイト
LINE NFTの売買|買う方法
ここまで来たらあとは購入するだけです。
LINE NFTを買える場所が2種類あります。「ストア」と「マーケット」です。
- ストア:クリエイターから直接買う場所
- マーケット:ユーザから直接買う場所
最初はストアにNFTが並びます。数量限定だったりするので、売り切れてしまうとストアからは買えません。
そうなると二次流通という形でユーザがNFTを売りに出すことができます。ストアの販売額と異なることもありますが、同じNFTを買えます。美術品のオークションのように次から次に他の人の手に渡っていくイメージです。買ったNFTは自分でも出品することができます。
売買のイメージ
- ストアで3000円で「猫NFT」を販売
- ストアを見ていたサトシが3000円で「猫NFT」を購入
- サトシが「猫NFT」をマーケットで4000円で販売
- マーケットを見ていたカスミがサトシから4000円で購入
このような流れで売買されます。誰から買うかが違うだけで、基本的な購入の操作は同じです。
マーケットとストアの違いがわかったところで早速買っていきます。公式サイトのメニューを開くと「マーケット」「ストア」と出てきました。
マーケットを覗いてみるとNFTがたくさん出てきました。虫めが目マークで検索もできます。
好きなNFTを探します。そしてNFTの詳細ページにいくと購入ボタンがあります。
LINE Payにお金が補充されていれば、「購入する」を押して買うことができます。
LINE NFTの売買|売る方法
LINE NFTのマイページで自分のNFTを持っていれば、それを売ることができます。
ユーザ同士の売買なので売値は自分で好きに決められます。まずは売りたい商品を選びます。
詳細を見て「出品する」を選択します。
次の項目を入力します。
- 販売通貨:LINK(LINEの仮想通貨)または、円。初心者であれば円を選びましょう
- 販売価格
入力したら「確認する」をタップして、出品します。
これで出品完了です。NFTですが人気があれば売れますし、人気がなければ売れません。出品したからと言って必ず売れるわけではありませんので注意してください。
またNFTが人気になり販売時より値上がりすることもあります。価格が上がったり下がったりするのもNFTの特徴です。
LINE NFTの仮想通貨 LINK
LINEの仮想通貨 LINK
LINEが発行している仮想通貨 LINK(リンク)があります。こちらはLINE独自の仮想通貨です。
日本で広く知られているLINEは、多くのユーザによって維持しています。LINEに貢献したユーザに対しては何かしら報酬を還元すべきとLINEは考えていました。そこで考えられたのが仮想通貨 LINKです。
LINEでの貢献活動によってLINKを受け取ることができます。LINKは日本円にも変えることができるので報酬です。これをトークンエコノミクスとも言います。
サービスの成長によりトークンエコノミーが拡大し、「LINK」の需要が増えれば「LINK」自体の価値も上がることが考えられます。
貢献活動によりサービスが成長し、LINEとユーザ双方がWin-Winになる仕組みがLINEトークンエコノミーです。そのための仮想通貨がLINKです。そのLINKがLINE NFT購入時にも使えます。
LINE BITMAXの口座開設
LINE NFTを買う場合に、日本円ではなく、LINE独自の仮想通貨(LINK)で購入したいことがあります。初心者であれば日本円での購入で問題ありません。そのためこちらは中級者向けです。
LINEの仮想通貨(LINK)を購入するにはLINE BITMAXへ登録する必要があります。
LINE BITMAXのメリット・特徴
LINEで売買可能
ビットコインをはじめとする仮想通貨がLINE上で売買できます。LINEの仮想通貨(LINK)を買う以外にもビットコインなどの取引も可能になります。LINEのウォレットタブから操作可能。
簡単に口座開設できる
早ければ当日中に口座が開設できます。さらにLINE Payを使っている方であれば1分で登録できます。
安全な資産管理
LINEがしっかりしたセキュリティで管理してくれます。インターネットに接続された環境だとハッキングにあったときに仮想通貨を盗まれてしまう可能性があります。そこでコールドウォレットと呼ばれるインターネットに接続されていない環境で仮想通貨を管理することで、ハッキングされても被害がでないようにしています。
LINE NFTの決済で使える
LINE NFT購入時に仮想通貨(LINK)が使えるようになります。
ネットショッピングやネットサービスで使える
LINE Payのオンライン加盟店でLINKを利用できます。ただし、オンライン加盟店であっても、LINEを含むZホールディングス企業のLINE Pay加盟店の他、一部LINK支払いが利用できないLINE Pay加盟店があります。そして実店舗では使えないので注意してください。
LINKの使い方
LINKの使い方は簡単です。LINE Payでのお支払い時に、LINKをチェックいただくと、お支払いにLINKが利用できます。
LINE NFTの有名コレクション
LINE NFT有名コレクション①:うさぎゅーん!
うさぎゅーんは、おもちとうさぎのハーフのキャラクターです。 もっちもちのやわらかい体をめいっぱい動かして感情を表現します。 ぎゅーんっと激しい動きと、ちょっとシュールな可愛さが魅力! 見ていて楽しいキャラクターです。
全世界SNSでのスタンプダウンロード数は5億というキャラクター。LINEスタンプのみならず、商品化やキャンペーンなどにも起用されています。
LINE NFT有名コレクション②:CNP Toys
インフルエンサーであるイケハヤさん(@IHayato)が2021年に発表した「CryptoNinja」という忍者キャラクターのNFTのコレクションがあります。その派生系がLINE NFTであります。それがCNP Toysです。
「CryptoNinja」が発表されたあとに、忍者のパートナーとして「CryptoNinja Partners(クリプトニンジャ・パートナーズ)」というNFTコレクションが発表されました。この「CryptoNinja」「CryptoNinja Partners」はイーサリアムチェーンのNFTで「OpenSea」で売買されています。
そこから派生してLINE NFTとして登場したのが「CNP Toys」です。「CryptoNinja Partners」をフィギア(玩具)にしたような見た目が特徴です。
公式ストアでは完売したのですがNFTは個人で売ることもできるため、LINE NFTのマーケットで二次流通という形で販売されています。当初2000円で販売されたのですが、現在はプレミアがつき値段が上がっています。
LINE NFT有名コレクション③:CNP Villains
「CNP Toys」とは別の「CryptoNinja」の派生として「CNP Villains」があります。悪役になったCNPを楽しめます。
Villainsは悪役という意味だけあって、次のようなキャラクターになっています。
LINE NFT × LINEスタンプ
LINE NFTを活用したスタンプも発売されています。LINE NFTを持っている人だけが使えるスタンプです。LINEならではの面白い取り組みです。
LINE NFTを購入すると特別なスタンプが使えるようになり、LINE NFTを売ってしまうと使えなくなります。さらに数量限定だったりするので、そのスタンプを持っているだけで特別感が生まれます。
LINE NFT × LINEスタンプの有名コレクション:おしゅし
おしゅしは、やばいちゃんが描く脱力系の四コマ寿司マンガに出てくるキャラクターです。やばいちゃんが妊娠中にお寿司を週数回食べているときに自然に思いついたそうです。
やばいちゃんは、誰かの心の休暇のような存在になれるよう活動中。
LINE NFTとは?まとめ
- NFTは「インターネットの世界でのモノの持ち主」または「デジタルデータの所有者を証明できるもの」
- LINE NFTはLINEアプリがあれば買える、日本円で買えるという日本人にやさしい設計
- LINE NFTを買うには
- LINEアカウントが必要
- LINE Payが必要
- ウォレット(DOSI Wallet)が必要
- 買ったNFTは売ることもできる
- ユーザ同士の売買のため必ず売れるとは限らない
- 人気であれば買ったときよりも高く売れる可能性がある
- NFTの価格は変動する
- LINE独自の仮想通貨 LINKがある
- LINKはLINE NFTの購入にも使える
- LINKを買うにはLINE BITMAXに登録する
- LINE NFTに有名なコレクションがいくつもある
- LINEスタンプがNFTになっているものもある
以上になりますLINE NFTライフをお楽しみください。